Wednesday, July 18, 2018 11:32 AM
TPP、箱根で交渉官会合 早期発効へ手続き協議
米国を除く環太平洋連携協定(TPP)の参加11カ国は18日、神奈川県箱根町で首席交渉官会合を開いた。日程は19日までで、早期発効に向けた各国の国内手続きの進み具合を確認し、参加国を広げるための対応も協議。自由貿易圏の結束を示し、保護主義に傾くトランプ米政権に対抗する。
首席交渉官会合の開催は今年3月に11カ国が署名してからは初めて。日本は7月6日に国内手続きを終えており、議長国として調整役を担う。
TPPは11カ国のうち6カ国以上が国内手続きを終えると、60日後に発効する。日本のほかメキシコが手続きを既に済ませ、シンガポールやニュージーランドなども年内に完了し、発効の条件が整う見通しだ。(共同)
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