Wednesday, July 18, 2018 11:35 AM

ロシア介入の結論受け入れ トランプ氏、非難高まり釈明

 トランプ大統領は17日、ロシアが2016年米大統領選に介入したと断定した米情報機関の結論を「受け入れる」と述べた。米露首脳会談後の共同記者会見で介入を否定したロシアのプーチン大統領に同調、米国内で非難が高まり、釈明した。会見でのロシア疑惑に関する自身の説明に言い間違えがあったとも主張し、火消しに躍起になった。ホワイトハウスでの議員らとの会合で語った。

 ただ18日のツイッターでは「知性の高い多くの人たちが私の記者会見でのパフォーマンスを気に入っている」と投稿した。賢ければ自分の発言が理解できるはずだと正当化する趣旨とみられる。記者会見の発言が正しかったと再び主張を翻しているのかどうかは不明。

 トランプ氏は17日の会合で米情報機関を全面的に信用していると強調。ロシアの介入は選挙結果に影響を与えなかったとの見解を示す一方、11月の中間選挙がサイバー攻撃などで介入されないよう対策を取る考えを示した。ただ、米露関係は今後も改善に向かうと述べた。(共同)