Monday, July 23, 2018 10:47 AM
イラン、米圧力維持に反発 制裁再発動前に応酬激化
イラン外務省報道官は23日、ポンペオ米国務長官が22日の講演でイランによるテロ組織支援の資金を遮断するために「最大限の圧力」をかけ続けなければならないと訴えたことに対し、イランにとっていわれのない非難であり「明らかな内政干渉で国際法に違反する」と反発する声明を出した。
トランプ政権によるイラン核合意離脱表明後、欧米との対話路線を掲げてきたイランの穏健派ロウハニ政権は対米批判を強化。米国が8月6日に制裁の一部を再発動するのを前に、両国の非難合戦は激しさを増している。
ポンペオ氏の講演に先立ち、ロウハニ大統領は22日の演説で「イランとの戦争はあらゆる戦争の源となることを敵はよく理解しなければならない」とけん制。トランプ大統領はこれに対し、ツイッターで「米国を決して脅すな」「気を付けろ」と強く警告していた。(共同)
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