Tuesday, August 23, 2016 11:24 AM
最低賃金25円増で決着 16年度、全国平均823円
厚生労働省は23日、2016年度の地域別最低賃金の改定結果が出そろい、全国平均が25円増の時給823円になったと発表した。15年度の18円増を上回り、現在の方式になった02年度以降で最大の引き上げ幅。
25円増は厚労相の諮問機関の中央最低賃金審議会が示した引き上げの目安より1円多い。厚労省は、全国平均の算出に用いる労働者数を最新データに変えた影響が大きいと説明している。
最低賃金は全ての労働者に適用される賃金の下限額で、都道府県ごとに決まっている。中央審議会の後に地方審議会で議論し、正式決定される。(共同)
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