Wednesday, August 01, 2018 10:30 AM

フェアプレーコーチを導入 関大アメフット部

 関西大は1日、アメリカンフットボール部にフェアプレー専門のコーチを導入したと明らかにした。大学によると、国内の学生アメフット部でこうしたコーチを置くのは異例。日本大アメフット部の悪質反則問題を受け、選手のフェアプレー意識の向上を図るのが狙い。

 フェアプレー専門コーチとなったのは、同部OBで1996年からコーチを務める藤井克章さん(56)。7月1日付で就任し、任期は2019年3月末まで。これまではルール専門のコーチだった。

 記者会見で芝井敬司学長は「学生の人生のフェアプレーにも関わってほしい」と期待を寄せた。藤井さんは取材に「人間的な部分も指導するのは以前と同じ。より責任感を持って取り組みたい」と話した。(共同)