Wednesday, August 01, 2018 10:31 AM

「米離脱で対話閉ざした」 核合意、イラン外相が批判

 トランプ大統領がイラン大統領と無条件で首脳会談に応じると発言したことを受け、イランのザリフ外相は7月31日、核合意離脱を表明した米国が自ら対話の道を閉ざしたとして、米国の対イラン政策を批判した。ツイッターに投稿した。

 ザリフ氏は「イランと米国は2年間にわたり対話し、各国と共に核合意に至った。合意は機能してきた」と指摘。「米国は(核合意を)離脱し(交渉の)テーブルから去った自分自身を責めたほうがいい」と述べた。

 トランプ政権は首脳会談に応じるとする一方、8月7日に対イラン制裁の一部を再発動する方針を示している。ザリフ氏は「脅迫や制裁、宣伝活動は通用しない」として、米国に核合意を尊重するよう要求した。(共同)