Wednesday, August 01, 2018 10:32 AM

「飛行機」で有人宇宙飛行 27年挑戦、国内ベンチャー

 宇宙ベンチャーのスペースウォーカー(東京)は1日、飛行機のような翼を持ち、地上と宇宙空間を繰り返し行き来する宇宙船を開発し、2027年に有人飛行に挑戦すると発表した。一般の人向けの宇宙旅行に使うことを想定している。

 機体はスペースシャトルのような形で全長約16メートル。乗客6人、パイロット2人が乗り込む。滑走路を飛行機のように離陸後、垂直に急上昇して宇宙空間とされる高度100キロ以上に到達する。3〜4分間の無重力状態を楽しみ、滑走路に戻ってくる。液化天然ガス(LNG)を燃料に使う。

 離着陸の候補地は、北海道大樹町が所有する滑走路や、沖縄県の下地島空港だという。(共同)