Tuesday, August 07, 2018 10:32 AM

ルノー日産三菱、非接触充電でイスラエル社と提携

 ルノー・日産・三菱自動車連合は、イスラエルを拠点とするエレクトレオン(ElectReon、旧エレクトロード)と非接触充電技術に関するパートナーシップを結んだ。

 情報ウェブサイトGlobesによると、エレクトレオンは日仏3社連合が持ち込む電気自動車(EV)に無線充電システムを搭載し、スマート道路技術に対応できるようにする。エレクトレオンのオレン・エザー会長兼CEOは「スマート道路技術は世界の公共交通の進化における次の段階。運営コストを削減し、石油やガソリンへの依存を完全になくすようデザインされており、公共スペースをよりクリーンで安価にする。イスラエルは今回の提携やほかの合意によって、最新技術を使った輸送分野の先駆者になると確信している」と話している。

 エレクトレオンは、EVが走行中に無線充電できる「電気道路」技術を開発し、既存の道路に応用したいと考えている。同社の技術は、コイルからEVにエネルギーを送信する方式で、まずは特定レーンを走る電動バスに、その後EV乗用車を対象にする予定。今は中部の都市ネタニヤ北部に試験場を建設している。

https://en.globes.co.il/en/article-electric-road-co-electreon-teams-with-renault-nissan-mitsubishi-1001247497