Thursday, August 16, 2018 11:03 AM
核攻撃で「国家存続」阻止 米軍、60年代の対ソ計画
冷戦期の1960年代にジョンソン政権がソ連と核戦争に突入した場合「国家の存続」を阻止するため、軍事施設や都市部の産業基盤を包括的に攻撃する作戦計画を立案していたことが15日、機密解除された米公文書で分かった。放射性物質などによる広範囲の被害が想定され、甚大な市民の犠牲を出すことを辞さない方針だった。
ジョージ・ワシントン大のシンクタンク、国家安全保障公文書館が文書を入手した。文書は64年6月5日付。米統合参謀本部がソ連や中国との全面核戦争をにらんで作成した「単一統合作戦計画(SIOP)」に関する極秘報告書で、同公文書館は「過剰な殺りくを確実にする計画だ」と分析している。
報告書によると、米軍はソ連から奇襲を受けた場合のほか、ソ連の攻撃を封じるための先制攻撃が避けられない場合の作戦を立案した。(共同)
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