Tuesday, August 21, 2018 10:56 AM
米朝対話てこ入れ図る 首脳間の信頼維持強調
トランプ大統領が20日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と再会談を行う可能性を示したのは、首脳同士の信頼関係維持を強調し、当局間の対話をてこ入れするためだ。近く行われる見込みのポンペオ国務長官の再訪朝の成果を見極めた上で、2度目の首脳会談開催の是非など今後の対応を検討する考えとみられる。
北朝鮮は非核化の具体的行動を見せない一方で、朝鮮戦争で死亡した米兵の遺骨を返還して誠意を見せたと主張。朝鮮戦争の終戦宣言に応じるよう要求している。
米側は遺骨返還を巡る北朝鮮の姿勢を評価しながらも、終戦宣言より非核化が先決だとの立場は譲らず、米朝対話は平行線をたどっている。(共同)
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