Friday, August 24, 2018 11:13 AM
豪新首相にモリソン氏 ターンブル氏は政界引退へ
オーストラリアの与党自由党は24日の議員総会で、辞任の意向を示したターンブル首相(63)に代わる新党首の選挙を実施し、モリソン財務相(50)を選んだ。自由党が主導する与党保守連合は下院で過半数を制しており、モリソン氏が国家元首(英女王)の代理である連邦総督の任命を経て新首相に就任した。ターンブル氏は近く下院議員も辞職し、政界を引退する。
ターンブル氏は21日の党首選でダットン前内相(47)に勝利し、一度は首相を続投。だが与党保守連合の支持率低迷で、党内で「ターンブル氏では来年5月までに行われる総選挙で勝てない」との見方が広まり、退任圧力が強まっていた。
24日の党首選にはダットン氏が再挑戦したほか、ビショップ外相(62)も出馬し、ビショップ氏は第1回投票で敗れた。決選投票の得票数はモリソン氏が45票、ダットン氏が40票だった。(共同)
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