Friday, August 31, 2018 10:30 AM

「EV購入は9年先」と英ドライバー

 英国の自動車運転者らはガソリンやディーゼル燃料の使用をやめることを考え始めているものの、充電インフラの不足や用語に関する混乱などが電気自動車(EV)導入の大きな障害となっているという調査結果を、英自動車販売サイト最大手オート・トレーダーが発表した。

 エレクトリック・カーズ・リポートによると、調査は2018年8月、英ドライバー1000人を対象に行われ、38%はEVに関する国の政策を認識しておらず「30年までに販売される新車の50%以上をEVにする」という政府の目標は非現実的だと考えていることが分かった。

 また、平均すると「EVかハイブリッド車(HV)の購入は9年先」と考えており、最も一般的な理由は充電インフラの不足と事前コストの多さだった。EVは長期的には安上がりであることが調査で示されている。ドライバーは平均して2〜3年ごとに車を乗り換えるため、9年後というのはEVを買う前に3台の車を購入する可能性が高いことを意味する。