Monday, September 10, 2018 10:30 AM

パリで襲撃、7人負傷 刃物男、テロでないと当局

 パリ北東部で9日深夜、男が刃物と鉄の棒で通行人らを襲い、英国人観光客ら7人が負傷した。うち4人が重傷という。市民らが男を取り押さえ、警察に引き渡した。捜査当局は今のところテロではないとみて、殺人未遂容疑で調べている。地元メディアが伝えた。

 男は30歳代のアフガニスタン人とみられている。市民から球技「ペタンク」の金属製のボールを投げつけられるなどして意識を失い、病院に搬送された。動機は不明。薬物中毒者だった可能性が伝えられている。

 現場は市民や観光客に最近人気のあるウルク運河沿いの地区で、近くに映画館などがある。(共同)