Tuesday, September 11, 2018 10:53 AM
太陽光買い取り価格半減へ 消費者の負担軽減で経産省
経済産業省が、家庭や事業者が太陽光で発電した電力の買い取り価格を数年で現行の半分程度に引き下げる方針を固めたことが11日、分かった。買い取り費用の一部は電気料金に上乗せされており、価格の引き下げで消費者負担を軽減する狙いがある。一方で太陽光の普及にブレーキがかかる恐れもある。
経産省は12日に開く有識者会議に方針案を提示する。家庭からの買い取り価格は2025〜27年度に1キロワット時11円程度に下げる方向で、26円で買い取る18年度の半値程度になる。事業者向け価格は22〜24年度に8円程度にし、こちらも18年度の18円から半値程度に下がる。
経産省はこれまでに家庭向け価格を20年以降に市場並み、事業者向け価格を30年に7円に下げる方針を示しており、今回、価格目標を具体化した。(共同)
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