Friday, September 14, 2018 10:34 AM

大坂選手、市販品と異なる ラケットでヨネックス訂正

 スポーツ用品大手のヨネックスは14日、テニスの全米オープンで日本勢初の四大大会シングルス制覇を成し遂げた女子の大坂なおみ選手(20)=日清食品=が使用するラケットについて、当初は市販品と説明していたが「取材を受けた際の弊社からの説明が事実と相違しておりました。深くおわびして訂正させていただきます」と発表した。

 大坂選手の要望に応じて調整したラケットは販売商品とフレーム重量などで約2%差があり、形状も厳密には異なるという。ストリングは市販品と同じ。同社はこれまでカスタマイズが少ないことから「ほぼ市販品」と回答したため、メディアでは大坂選手のラケットが「市販品」であるとして大きな話題を呼んだ。

 大坂選手は13日に凱旋し、ラケットのことを聞かれ「ヘッドの部分で重みを増すようにはしている。小さい頃からヨネックスをずっと使っているので自分の手の一部、延長のように考えている」と話していた。(共同)