Friday, September 14, 2018 10:35 AM

「非国家」で温暖化対策 気候行動サミット本格議論

 地球温暖化の深刻な悪影響を抑えるため、企業や自治体、市民などの「非国家」が主体となり対策を加速させるための国際会議「気候行動サミット」が、カリフォルニア州サンフランシスコで13日(日本時間14日)、全体会合を開いて本格的な議論を始めた。

 長年、自然保護活動に取り組む俳優のハリソン・フォードさんは「(温暖化が進む)今の道筋のままでは、人類の未来は危機にひんする」と訴えた。温暖化に伴う海面上昇の脅威にさらされる南太平洋の島国フィジーのバイニマラマ首相は「非国家主体の連携の基盤ができつつある。世界の政治リーダーも目標や対策を強化してほしい」と述べた。(共同)