Friday, September 21, 2018 11:14 AM

ムーア監督、投票呼び掛け 米大統領批判の新作試写会

 ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーア氏(64)がトランプ大統領を批判した話題の新作「華氏119」の試写会が19日夜、ロサンゼルス郊外で開かれ、大統領補佐官を辞任した黒人女性オマロサ・マニゴールトさんらが参加した。全米公開は21日で、日本では11月2日公開。

 ムーア氏は11月6日の中間選挙の重要性を強調し「映画で人々に投票に行くよう訴えたい」と話した。マニゴールトさんは、モラー特別検察官が進めるトランプ政権のロシア疑惑の捜査進展にも期待感を示した。

 作品のタイトルは、トランプ氏が大統領選の勝利宣言をした2016年11月9日にちなんだ。南部バージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義者と反対派の衝突事件や、人種差別を助長する風潮の広がりなどを取り上げ、トランプ政権下の米国社会で起きた問題を浮き彫りにした。(共同)