Thursday, August 25, 2016 6:08 PM

NY株続落、33ドル安 様子見で値動き小幅

 25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比33.07ドル安の1万8448.41ドルで取引を終えた。米国の早期利上げを警戒した売りが一部出たものの、連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の講演を翌日に控えて様子見ムードが強く、値動きは小幅だった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落し、終値は5.50ポイント安の5212.20だった。

 カンザスシティー連邦準備銀行のジョージ総裁やダラス連銀のカプラン総裁が利上げに前向きな姿勢を示したと報じられ、早期利上げを意識した売りが出た。25日発表の格安量販店チェーンの決算内容が市場予想に届かなかったことをきっかけに、小売株の一角が売られたことも相場を押し下げた。(共同)