Wednesday, October 03, 2018 10:43 AM

車大手、自動運転で提携 ホンダ、GMに27億5000万ドル

 ホンダと自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は3日、自動運転で走るライドシェア(相乗り)サービス用の車両を共同開発することで提携すると発表した。「無人タクシー」事業の世界展開も視野に入れる。ホンダはGMグループへの出資や事業資金として計27億5000万ドル(約3100億円)を投じる。自動運転を巡っては、日産自動車とフランス大手ルノー、三菱自動車の企業連合も同日、ドイツ大手ダイムラーと提携を模索していると表明した。

 トヨタ自動車は米配車大手ウーバー・テクノロジーズとの提携関係を深めており、世界的に合従連衡と開発競争が激しさを増しそうだ。

 ホンダがGMのグループ企業「GMクルーズ・ホールディングス」に資金と技術を提供する。まず7億5000万ドルを出資し、さらに今後12年の事業資金として20億ドルを投じる計画だ。開発する車両は電気自動車(EV)を想定している。(共同)