Friday, October 05, 2018 10:59 AM
慰安婦像の展示継続 米市長、吉村氏非難
サンフランシスコ市のロンドン・ブリード市長は4日、声明を発表し、市内に設置された旧日本軍の慰安婦問題を象徴する少女像を撤去せず、今後も展示を続ける考えを示した。ブリード氏が少女像についての考えを表明したのは初めて。
少女像に関して反発する大阪市の吉村洋文市長が、1957年に結ばれた姉妹都市関係の解消を伝える書簡を送付したことについては「人々の間に60年以上も続いた関係を、1人の市長が一方的に終わらせることはできない」と非難。今後も大阪市との人的交流を続ける方針を示した。
その上でブリード氏は、少女像は「奴隷化や性的目的での人身売買の恐怖にさらされた全ての女性らの、困難の象徴だ」と指摘し、展示継続の堅持を明言した。(共同)
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