Friday, October 05, 2018 11:00 AM

「完全休日」導入1割 医師の働き方改革進まず

 国立大学付属病院長会議が全国の国立大病院に医師の労働時間短縮に関する取り組みを聞いた結果、「完全休日」や終業から次の始業まで一定の休息時間を設ける「勤務間インターバル」を導入している病院は回答があった39施設のうち5施設(12%)にとどまることが5日、分かった。

 同会議代表の山本修一千葉大病院長は「どの病院もぎりぎりの医師数で回しており限界があるが、医療安全の点からも医師の負担軽減を図ることが重要」としている。

 調査は9月下旬から全国45の国立大病院を対象にメールで実施。うち39施設が回答した。(共同)