Monday, October 29, 2018 10:02 AM

移民集団の男性死亡 米国目指し、警察と衝突

 メキシコ南部チアパス州の国境地帯で28日、中米ホンジュラスから米国を目指す約2000人の移民キャラバン(集団)がグアテマラ南西部テクンウマンから入国を試み、メキシコ警察と衝突した。警官はゴム弾を発射し、頭に当たった移民の男性が死亡した。メキシコのメディアなどが報じた。

 新たな移民集団の動きは、11月の中間選挙を前に、対策強化を訴えるトランプ大統領をさらに刺激する可能性もある。

 衝突したのは、ホンジュラスからの第2弾とされる移民集団。メキシコ当局はゴム弾発砲に問題はないとの認識を強調。移民の一部は銃や火炎瓶を所持しており、警官数人が負傷したという。(共同)