Tuesday, October 30, 2018 10:28 AM
死亡事故7割が横断中 車対歩行者、減速不十分
昨年までの5年間に全国で発生した車対歩行者の死亡事故計6576件のうち、4811件(73%)は歩行者が道路横断中だったことが30日、警察庁の分析で分かった。このうち横断歩道以外での事故が3304件(69%)と多くを占めた一方、信号機のない横断歩道ではドライバーの減速が不十分な事故が多発していた。
警察庁は同日までに、ドライバーは横断歩道での歩行者優先を徹底し、歩行者は横断歩道を渡るよう広報啓発や指導の強化を図るよう全国の警察本部に指示。11月下旬には、横断歩道での歩行者優先の周知に絞った初の全国一斉の広報強化期間を設ける。
日本自動車連盟(JAF)の全国調査でも、歩行者が渡ろうとしている信号機がない横断歩道で一時停止した車は1割未満との結果が出ている。(共同)
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