Monday, November 05, 2018 9:29 AM
被害4000億円、厳しい冬へ 北海道地震、きょう2カ月
最大震度7を観測し、41人が死亡した北海道の地震から6日で2カ月。厳しい冬の到来を間近に控え、厚真町など4市町で住民の避難生活が続いている。地震に伴う大規模停電の被害を含め、インフラや各産業の被害総額は4000億円を超えており、復旧は道半ばだ。
土砂崩れで36人が犠牲となった厚真町と、隣接する安平町、むかわ町の町長は5日、高橋はるみ知事に復興基金の創設や農業支援などを求める緊急要望を行った。厚真町の宮坂尚市朗町長は「先が見える形で再生計画を示し、住民が立ち上がるきっかけにしたい」と訴えた。
1日には3町で仮設住宅130戸への入居が始まったが、5日午後3時現在、北広島市を加えた4市町で155人が避難所で暮らす。(共同)
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