Monday, August 29, 2016 5:41 PM

NY株反発、107ドル高 買い戻し優勢

 週明け29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、このところの続落の反動で買い戻しが優勢となり、前週末比107.59ドル高の1万8502.99ドルと4営業日ぶりに反発して取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は13.41ポイント高の5232.33だった。

 朝方発表された米国の7月の個人消費や所得がともに増加し、景気の先行き期待が高まったことも株価を押し上げた。29日はダウ平均の構成銘柄のうち、約9割の27種が上昇した。

 先週末に米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長ら幹部が相次いで利上げに前向きな発言をしたことが引き続き材料視され、金利上昇による利ざや改善が見込まれる金融株が広く買われた。(共同)