Monday, November 05, 2018 9:30 AM

民主党がハッキング関与と主張 共和党候補、根拠示さず

 6日の米中間選挙を前にジョージア州のケンプ州務長官は4日、同州の選挙登録システムがハッキングされようとした事件があり、同州の民主党に対する調査を始めたと発表した。民主党が関与したと主張する根拠は示しておらず、民主党は「100パーセントうそだ」と反論している。

 ケンプ氏は州知事選の共和党候補で、同州知事選は数ポイント差の大接戦。2日後の選挙に向けて民主党にダメージを与える狙いがありそうだ。

 民主党候補のエイブラムス氏は米国史上初の黒人女性知事を目指している。同州の民主党は声明で、ケンプ氏の調査表明は「権力の乱用だ」と非難した。(共同)