Thursday, November 15, 2018 9:26 AM

「敬意必要」と仏大統領 トランプ氏批判に冷静対応

 フランスのマクロン大統領は14日、トランプ大統領がツイッターでフランスやマクロン氏への批判を繰り広げたことについて「同盟国間では互いに敬意が必要だ」と述べ、冷静な対応に努めた。民放テレビのインタビューに応じた。

 マクロン氏は、フランスの英雄ラファイエットが米独立戦争に参加したことや2度の大戦で米国がフランスを助けたことなどに触れ「フランス国民が私に望むのは(トランプ氏の)ツイートに答えることではなく、こうした重要な歴史から離れないことだ」と語った。

 また「米国は歴史的な同盟国で、これからもそうあり続けるが、同盟関係は従属ではない」と指摘し、欧州独自の軍を創設するべきだとする持論の正当性を改めて主張。トランプ氏のツイートは国内政治のために投稿されたとの見方も示した。(共同)