Thursday, November 15, 2018 9:28 AM
英EU離脱後にTPP合流 FTA意欲も、人材に課題
英国は欧州連合(EU)から離脱後に、環太平洋連携協定(TPP)への合流や他国との自由貿易協定(FTA)の締結を目指す。これまでEUが担ってきた通商交渉を自ら行い、協定内容を主体的に決められる利点を生かす考えだが、人材確保などの課題も多く、思惑通りに進むかは不透明だ。
メイ英首相は日本やオーストラリア、ニュージーランドなどが参加するTPPへの参加に意欲を示す。すでに企業や消費者からの意見公募を実施。2019年3月の離脱後、春ごろをめどにアジア太平洋地域へ交渉チームを派遣する方針も表明した。
安倍晋三首相はTPPの規模拡大の観点から、世界有数の経済大国である英国の参加に期待している。12月上旬には訪英してメイ首相と会談する方向で調整が進む。(共同)
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