Wednesday, August 31, 2016 10:12 AM

グーグルが配車事業参入 米紙報道、相乗り方式

 ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は30日、IT大手グーグルが自動車の配車事業に参入すると報じた。本社を置くサンフランシスコで今秋から相乗り方式でサービスを始め、米国で高いシェアを誇る配車大手ウーバー・テクノロジーズに挑戦する。

 グーグルは精密な地図ソフト「グーグルマップ」に加え、渋滞情報に強みを持つ地図アプリ「Waze(ウェイズ)」を傘下に置いており、参入しやすい状況だった。

 ウーバーの基本的なサービスは運転手が乗客の要望に沿って目的地へ向かうが、グーグルは既に決まった目的地に向かう車に相乗りする方式に限定し、運賃を抑える方針だ。(共同)