Wednesday, December 05, 2018 9:15 AM

イエメン和平協議実現を 米国務省が声明

 米国務省のナウアート報道官は4日、イエメン内戦の終結を目指す和平協議がスウェーデンで開かれる機運が高まっていることを歓迎する声明を発表した。和平協議は「不可欠な第一歩だ」とし、「全ての当事者がいかなる敵対行為もやめることを求める」と強調した。

 国連のグリフィス事務総長特使が、サウジアラビアなどの支援を受けるハディ暫定政権と、イランに近い武装組織フーシ派に出席を説得。双方は3日、捕虜を交換することで合意した。

 米国はサウジ主導の連合軍を支援してきたが、多くの市民が巻き添えとなった空爆に批判が高まり、米軍によるサウジ支援の見直し論も出ている。(共同)