Monday, December 10, 2018 9:06 AM

ラスベガス市とNTTら、スマート都市化事業で合意

 ネバダ州とラスベガス市、そしてNTT(Nippon Telegraph and Telephone)は7日、スマート都市に関する概念実証済みのスマート技術を2019年9月から商用化する計画で合意したことを明らかにした。

 ビジネス・ワイヤーによると、NTTグループは同提携のもと、傘下のNTTとNTTデータ、ディメンション・データ、NTTコミュニケーションズ、NTTコムウェア、NTTセキュリティーを総動員してスマート都市ソリューション群をラスベガス市に提供する。ラスベガスとNTTらは、2019年春に試験運用を開始し、夏には大々的な実装と活用の準備を終わらせ、9月に正式に運用開始したい考え。

 共同通信によると、NTTグループでは、通信技術や情報技術、セキュリティー技術を駆使してスマート都市化する事業を重要分野として位置づけている。NTTの澤田純社長は、日本国外でのスマート都市事業で2023年までに10億ドル(約1100億円)の売り上げを目指す方針を明示。

 NTTは現在、ネバダ州リノ市やそのほかいくつかの米都市と同事業について交渉を進めている。同社は米国内で100都市と契約する目標を掲げている。

【https://www.businesswire.com/news/home/20181207005438/en/State-Nevada-City-Las-Vegas-NTT-Reach】