Tuesday, December 11, 2018 9:20 AM

大統領側近人事に遅れ 複数浮上も難色示す

 トランプ大統領の最側近ポスト、大統領首席補佐官の後任選びが遅れている。意中の人物に固辞されたことで「白紙に戻った」(CNNテレビ)もよう。米メディアは10日、数人の候補者を挙げつつも就任に難色を示す者もいると報じた。右腕の人選が大幅にずれ込めば、不安定な政権運営の印象は一層強まる。

 共和党の強硬派メドウズ下院議員、クリスティー前ニュージャージー州知事、マルバニー行政管理予算局局長、ウィテカー司法長官代行、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表ー。米メディアではこうした名前が浮上している。

 いずれもトランプ路線に沿った強硬派だが、複数の候補が就任を望んでいないと伝えられ、紆余曲折する可能性がある。(共同)