Friday, January 04, 2019 10:13 AM

レーダー、韓国が反論動画 照射を否定、新証拠なし

 韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題で、韓国国防省は4日、照射をしていないとの従来の見解をまとめた韓国語の動画を公開した。哨戒機が駆逐艦に向かって低空の「威嚇飛行」をしたと主張し、謝罪を要求したが、レーダー照射の否定を裏付ける新証拠は含まれなかった。

 河野太郎外相は4日、韓国の康京和外相と電話会談し、韓国側によると、国防当局間の協議を通じた意見対立の解消が必要との認識で一致した。

 動画の長さは4分26秒で、同じ内容の英語版も公開した。韓国海洋警察庁が撮影した現場海域の未公開映像もあるが、日本側が哨戒機から撮った空撮映像や韓国側の過去の記者会見など既出の内容が多い。(共同)