Monday, January 14, 2019 9:30 AM

米朝、近く高官協議か 首脳会談ベトナム有力視

 訪中した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が非核化に向けてトランプ大統領との再会談に重ねて意欲を表明したのを受け、ポンペオ米国務長官と金英哲党副委員長が近く高官協議を開き、首脳会談の場所や日程調整に乗り出すとの観測が強まっている。

 首脳再会談の場所は北朝鮮と同じ社会主義国で米朝双方が大使館を置くベトナムが最有力視されており、2月中の再会談を予測する声もある。ただ、非核化と制裁解除の進め方を巡る米朝の隔たりは埋まっていないとみられ、情勢は流動的だ。

 ポンペオ氏は13日放送のCBSテレビのインタビューで首脳再会談の時期について「詳細を詰めているところだ」と語った。ポンペオ氏の日程などから高官協議は早ければ週内にも開かれる可能性がある。場所は昨年11月に北朝鮮側が高官協議を直前にキャンセルしたニューヨークとの見方が多い。(共同)