Thursday, September 01, 2016 10:07 AM

民進代表選2日告示 蓮舫、前原両氏が出馬

 3月の民進党結成後初の代表選が2日告示される。これまでに蓮舫代表代行(48)と前原誠司元外相(54)が立候補を表明した。旧民主党の政権転落で低迷した党勢を回復し、安倍政権への強力な対抗軸として立て直しを図れるかが喫緊の課題。岡田克也代表の進めた野党共闘路線や、憲法改正論議への姿勢が争点となる見通しだ。玉木雄一郎国対副委員長(47)らも推薦人確保に奔走しており「第三の候補」として名乗りを上げられるかが焦点となっている。

 代表選は岡田代表の任期満了に伴うもので、15日の臨時党大会で新代表が選出される。

 蓮舫氏は1日、国会内で開いた総決起集会で「新世代の民進党を皆さんと一緒につくらせていただきたい」と、党再生への意欲を語った。発表した政見では(1)対案提示(2)一致した行動(3)政権政策の再構築ーの3本柱を掲げた。集会には約30人の国会議員が参加した。(共同)