Thursday, January 17, 2019 9:25 AM
米金融大手5社が業績改善 利上げ、収益力高まる
米金融大手6社の2018年10〜12月期決算が17日、出そろった。5社の純損益は前年同期比で改善し、おおむね堅調だった。連邦準備制度理事会（FRB）の利上げで利ざやが拡大し、収益力が高まった。前年同期に計上した税制改革に伴う一時費用が発生せず、利益を押し上げた。
バンク・オブ・アメリカは純利益が前年同期の3.1倍の72億7800万ドル（約8000億円）と大幅増益だった。金利収入が増えた一方で、経費は減った。JPモルガン・チェースは67%増の70億6600万ドル。利ざや拡大が寄与した。
税制改革に伴う多額の費用がなくなったことで、モルガン・スタンレーは2.4倍の15億3100万ドル。（共同）
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