Friday, January 18, 2019 9:37 AM

中国政府の要求拒絶も 華為トップ、スパイ否定

 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の創業者で最高経営責任者(CEO)の任正非氏(74)は18日、中国政府に不適切な情報提供を要求されたら「拒絶する」と強調した。スパイ活動への関与も否定した。広東省深セン市の同社本社で日本メディアを対象に記者会見し語った。

 任氏は、昨年12月にカナダ当局が米国の要請に基づいて拘束したファーウェイの孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)の父親で、日本メディアの取材に応じるのは初めて。

 任氏は「これまでに顧客に(サイバーセキュリティーなど)安全上の問題が発生したことはない。顧客の利益に反することはしない」とし、自社製品の安全性を訴えた。(共同)