Thursday, September 01, 2016 5:39 PM

審査大詰めで現地調査 玄海3、4号機、規制委

 原子力規制委員会は2日、再稼働に向けた審査が大詰め段階に入っている九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県)の現地調査を行い、重大事故時の指揮所となる「緊急時対策所」や重要機器の設置状況を確認する。

 規制委は現地調査を踏まえ、数回の審査会合を行った後、問題がなければ、合格証に当たる「審査書案」を取りまとめる方針。

 審査書案が決まれば事実上の審査合格で、東京電力福島第1原発事故を受けてつくられた原発の新規制基準下では、既に再稼働した九電川内1、2号機(鹿児島県)などに続き6例目となる。(共同)