Tuesday, January 29, 2019 9:40 AM

中国、華為起訴に猛反発 米国との対立激化へ

 中国外務省は29日、米連邦大陪審による中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)や副会長兼最高財務責任者(CFO)を務める孟晩舟被告の起訴を受けて発表した談話で「米国は国家の力を動員して特定の中国企業をおとしめ、打撃を与えている」と強く非難した。米国との対立激化は必至だ。

 習近平指導部は、ファーウェイ問題を国家レベルの対立だととらえて対処する構え。米国との貿易協議は続けるものの、難航が予想される。

 談話は「背後には非常に強い政治的なたくらみがある」と米国を批判。「中国は断固として中国企業の合法的で正当な権利を守る」と表明し、政府としてファーウェイを全面的に支援する姿勢を強調した。(共同)