Thursday, January 31, 2019 9:41 AM

ツイッターにロシア疑惑の証拠 捜査への信頼失墜目的か

 米大統領選へのロシア介入疑惑を捜査するモラー特別検察官は30日、ロシア企業が起訴された事件の証拠文書などが、改ざんされた形でツイッターで公開されたと裁判資料で明らかにした。捜査への信頼を失墜させるのが目的とみている。米メディアが伝えた。

 公開されたのは昨年10月で、改ざんされた証拠を掲載したツイッターのアカウントは「ハッキングでモラー氏のデータベースにアクセスした」と主張したが、モラー氏の事務所など米当局のコンピューターが侵入された形跡はないという。

 証拠は捜査班のほかロシア企業側の弁護士らも見ることができるが、モラー氏は裁判資料で証拠の流出経路を特定していない。(共同)