Friday, February 01, 2019 8:56 AM

黒人初の大リーガー、生誕100年 故ジャッキー・ロビンソン氏

 大リーグ初の黒人選手、故ジャッキー・ロビンソン氏の生誕100年を迎えた1月31日、ニューヨークで功績をたたえるイベントが開催された。多くの現役大リーガーが道を切り開いたことに謝意を示し、地元メディアは特集を組むなどした。

 ロビンソン氏は1947年にブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)で内野手としてメジャーデビューした。同年に初代新人王となり、49年には最優秀選手に輝いた。現役引退後は黒人の公民権運動に影響を与え、62年に米国野球殿堂入り。72年に53歳で死去した。

 メジャー初出場した4月15日は2004年から「ジャッキー・ロビンソン・デー」となり、全選手が全球団共通の永久欠番の背番号42でプレーしている。今年は12月にニューヨークにロビンソン氏の博物館がオープン予定で、コンサートや討論会なども催される。(共同)