Friday, February 01, 2019 8:57 AM

アメコミ「巨匠」たたえる ハリウッドで追悼イベント

 「スパイダーマン」「ブラックパンサー」など多くのスーパーヒーローを生み出し、昨年11月に95歳で亡くなったアメリカン・コミック界の「巨匠」スタン・リーさんの追悼イベントが1月30日夜、ロサンゼルス・ハリウッドで開かれ、大勢の俳優やミュージシャン、ファンらが長年の創作活動への功績をたたえた。

 「彼は人々を楽しませながら道徳や善悪を伝え続けた」。ホスト役の映画監督で俳優のケビン・スミスさんは、リーさんが米コミック出版大手「マーベル・コミック」の作品で伝え続けたメッセージや影響力の大きさを強調した。

 米映画会社幹部も「日本などアジアでも作品が幅広く受け入れられているのは、キャラクターの人間性がきちんと描かれているためだ」と話す。(共同)