Friday, February 01, 2019 8:57 AM

大手百貨店4社、全て減収 セール、免税品が不振

 大手百貨店4社が1日発表した1月の既存店売上高(速報)は、全社が前年同月の実績を下回った。暖冬傾向が続く中で冬物衣料品などの一掃セールが振るわず、訪日外国人客向けの免税品の売り上げが不調だったことも影響した。

 免税品の不振について、各社は中国経済の減速や為替の変動などが影響したと分析している。

 三越伊勢丹ホールディングスは3・0%減で2カ月連続のマイナスとなった。高級ブランドのハンドバッグなどは堅調だった。大丸と松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングは2・3%減と2カ月連続の前年割れ。宝石や化粧品などは良かった。(共同)