Friday, September 02, 2016 9:49 AM

プーチン大統領、国家の関与否定 米民主党ハッカー攻撃

 ロシアのプーチン大統領は米通信社ブルームバーグが2日に報じたインタビューで、ロシアが米民主党をハッカー攻撃したと指摘される問題を巡り「私は何も知らない。国家のレベルでは、ロシアは決してやっていない」と否定した。

 米大統領選の民主党候補クリントン前国務長官の陣営や民主党組織へのサイバー攻撃で、党幹部らがクリントン氏に肩入れするやりとりが明るみに出た。プーチン氏は「誰がやったのかは問題だろうか。重要なのは、こうした内容が公の場に出たことだ」とも述べた。

 米捜査・情報当局はロシア情報機関系のハッカーによる攻撃とほぼ断定し、米大統領選に影響を及ぼそうと企てた可能性があるとみて分析を進めている。(共同)