Friday, September 02, 2016 9:50 AM
日本、マグロ規制案修正へ 米国反対で合意見送り
北太平洋のクロマグロの資源管理を話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の小委員会は2日、日本が提案した緊急の漁獲規制について、米国などの反対で合意を見送った。日本は韓国で来年開催される小委員会での合意を目指し、提案内容を修正する検討に入った。
WCPFCは既に漁獲規制を実施しており、緊急時の新たな対応に関する今回の合意見送りはマグロの価格に影響しないとみられる。ただ各国の意見がまとまらない状況が続けば、資源枯渇を避ける取り組みが遅れかねない。
水産庁の太田慎吾資源管理部審議官は終了後の記者会見で「賛同が得られず残念。米国などと意思疎通して解決方法を考えたい」と述べた。(共同)
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