Monday, February 11, 2019 9:30 AM
昭和からの改元日は5案 天皇逝去年末なら越年も
昭和天皇が亡くなられた後に元号を改めるタイミングについて、政府が極秘裏に五つの案を検討していたことが9日、共同通信の情報公開請求に基づいて開示された公文書で明らかになった。逝去当日の改元は混乱を招くとして「翌日改元」を基本としつつ、年末に逝去した場合は翌年の元日に改元する「踰年改元」とすることも選択肢に入れていた。
政府はこれまで改元日や「平成」の決定過程を明らかにしていない。元号に詳しい所功京都産業大名誉教授は「当時は昭和天皇の逝去を前提にした改元自体がタブー視され、政府は極秘で検討していた。開示文書にはその実情が具体的に記録されている。初めて見る非常に貴重な資料だ」と解説する。
文書名は「改元政令案の内容と問題点」。昭和天皇が大量吐血した1988年9月19日以降、内閣法制局が作成した。天皇逝去と改元のタイミングについて(1)遡及適用(逝去した年の元日などまでさかのぼる)(2)改元政令の公布時点(即日改元)(3)翌日改元(4)翌月1日改元の「踰月改元」(5)踰年改元ーの五つを議論し、(2)か(3)にすると集約した。(共同)
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