Wednesday, February 13, 2019 9:55 AM

「建設的な日韓関係重要」 米超党派議員が決議案

 米共和、民主両党の連邦議会議員は12日、日米韓3カ国の連携の重要性を確認し「建設的な日韓関係が重要」と訴える超党派の決議案を上下両院に提出した。日韓の摩擦を念頭に、関係改善を促す狙いとみられる。

 決議案は米国と日韓の同盟が北朝鮮への対処などアジアの安定に極めて重要な役割を果たしていると強調。「建設的で前向きな日韓関係が米国の外交や経済、安全保障の利益にとって重要だと再確認する」と言及した。

 提出したのはエンゲル下院外交委員長(民主党)やガードナー上院外交委員会東アジア等小委員長(共和党)ら。エンゲル氏は声明で、米朝首脳再会談を控える中、日韓との同盟強化が不可欠と指摘。共同提案者のシャーマン下院議員(民主党)は「安全保障の課題に対処するための協力関係が歴史に妨げられてはならない」と訴えた。(共同)