Friday, February 15, 2019 9:42 AM

国連で反米諸国と連携強化 ベネズエラ、軍事圧力非難

 ベネズエラの反米左翼マドゥロ政権のアレアサ外相は14日、国連本部で記者会見し、北朝鮮やイラン、ロシアなどトランプ米政権と対立する国々と連携し、米国による軍事圧力を非難して内政不干渉など国連憲章の規定を順守するよう訴える活動を始めると発表した。

 会見にはほかに中国、シリア、キューバ、ニカラグア、パレスチナなど計十数カ国・地域の国連大使らが同席した。

 アレアサ氏は同盟国キューバから得た情報として、ベネズエラ北部に面したカリブ海の各地で2月上旬、米軍の動きが活発化したと指摘。「極めて危険だ。攻撃を受ければベネズエラは同程度の応戦をする」と警告した。(共同)