Friday, September 02, 2016 5:45 PM

利上げ「7月が好機だった」 リッチモンド連銀総裁

 リッチモンド連邦準備銀行のラッカー総裁は2日、バージニア州リッチモンドで、連邦公開市場委員会(FOMC)にとって前期7月の会合が利上げの「好機」だったとの見方を示した。ロイター通信が伝えた。

 総裁は、早めの利上げが好ましいとも述べた。

 これに先立つ講演では、経済状況は大きく改善しており、物価水準や国内総生産(GDP)に基づいて政策金利の適正値を割り出す「テイラールール」などに照らすと「政策金利は現在よりも著しく高い水準にあるべきだということになる」と述べた。(共同)