Tuesday, February 26, 2019 9:28 AM

米安全性懸念「証拠なし」 華為副会長が反論

 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の郭平副会長兼輪番会長は26日、米国が同社製品に安全保障上の懸念があると批判していることに関し「証拠がない」などと反論した。スペイン・バルセロナで開催中の通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス」での基調講演で述べた。

 郭氏は、ファーウェイの責任は「安全な装置を作ることだ」と強調。米国が懸念する中国政府への不適切な情報提供に関しても「これまでもやっていないし、これからも決してやらない」と力を込めた。

 より安全な通信網構築のため、サイバーセキュリティーに関する統一的な基準を、基地局メーカーなどが協力して定める必要があると指摘した。(共同)